三原市内の寺院墓地にて、敷地内のお墓のうち数基をお墓じまいしました。将来的に管理しやすい形に

三原市・竹原市を中心にお墓のお仕事をさせていただいております、安芸石材の倉橋です。三原市内のお寺様墓地にて、お墓じまいをさせていただきましたので、その様子をご紹介いたします。

【三原市内寺院墓地 お墓じまい】

 

お寺様からのご案内で、お墓じまいのご相談をいただきました。三原市内にある当店から車で5分ほどの、すぐ近くにあるお寺様です。早速お墓に伺い、確認をさせていただきました。

 

こちらがご相談いただいたお墓です。一つの敷地に、前後に4基のお墓が建っていました。奥には五輪塔型のお墓もあり、手前には両脇に墓前灯篭もあります。お名前は伏せていますが、手前の二つのお墓は、それぞれご家名が違います。ご兄弟でご一緒の敷地に建てられたようでしたが、一方のお家はお墓を継ぐ方がいらっしゃらないということでした。

 

そこで、将来の管理のことも考え、手前左のお墓を残して、印をつけた3基のお墓をお墓じまいしたいとご希望でした。お寺様にもご相談されてお話も進んでいましたので、その内容でお見積りを差し上げて、工事をお任せいただけることになりました。

 

お経をあげていただいてからご遺骨を取り出したら、工事開始です。手前右側のお墓を上から順に取り外し、写真では大台を取り外しているところです。今回は、敷地内のすべてのお墓を解体する工事ではないため、残るお墓や灯篭などに気を付けて慎重に作業を進めます。このあと、奥にあるお墓2基も取り外します。

 

3基のお墓と法名碑を取り外し、その下の納骨室も土で埋め戻したら、表面に砂利を敷き直して完了です。

 

砂利は少し不足したため、色合いの近い新しいものを足しました。これから守っていくお墓と、法名碑と灯篭を残して工事終了となりました。お墓の場所は、中央に移動させたりする必要はないとのことで、このままの状態で完了です。

 

たくさんのお墓が建っていた敷地は、今回のお墓じまいでかなりすっきりしました。お客様は、「これで一区切りついた」とホッとされたご様子でした。ご自身がご高齢でいらっしゃったこともあり、なるべく早くお墓のことをなんとかしたいというお気持ちは伝わっておりました。長いこと気になっておられたでしょうから、安心していただけて良かったです。お客様はもちろん、工事にあたってお世話になりましたお寺様にも改めて感謝申し上げます。今後も何かお困りのことや、お手伝いができることがありましたら、いつでもお声かけください。

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